緊迫する中東情勢について、上川氏は「攻撃の応酬及び暴力の連鎖を回避することが極めて重要である」として、イランに最大限の自制を求めた。
また、イランが影響力を持つシーア派組織ヒズボラやイエメンの反政府組織フーシ派など関係勢力への自制を、イランから強く働きかけるよう求めた。
両外相は、二国間での重層的な対話を継続していくことで一致した。
アラグチ氏は2008~2011年にかけて駐日大使として活躍。日本政府は2022年、日イラン関係の維持・発展に多大な貢献を行ったことに対して、アラグチ氏に旭日重光章を贈った。