中国・王毅外相「政治化は避けるべき」 男児刺殺めぐり日本側に注文

中国・深センで日本人学校の男児が登校中に襲われ死亡した事件をめぐり、中国の王毅外相は日本の上川陽子外相との会談で、日本側の「冷静な対処」を求めた。中国外務省が明らかにした。
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「日本側が冷静かつ理性的に問題を捉えるよう望み、問題の政治化やエスカレーションは避けるべきだ」

事件をめぐり上川外相は会談で、事実解明や日本側への説明、犯人の処罰のほか、在留邦人の安全対策強化やSNS上の根拠のない反日投稿の取り締まりなどの対応を強く求めていた。
王毅外相は事件について「偶発的な個別事案」だとしたうえで、法律に則り処理していく方針を示した。また、日中は外交ルートで協議を続けていくことを確認した。
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