「国際社会は、イスラエルの行動からパレスチナ市民を守るメカニズムを開発する必要がある。70年前にヒトラーが人類の連合によって阻止されたように、ネタニヤフ首相とその殺人ネットワークは『人類の連合』によって阻止されなければならない」
また、国際社会がパレスチナ・ガザ地区の状況を見て見ぬ振りをしていると非難した。
「ガザでは何百人もの子どもたちが、パンの切れ端や一杯のスープを手に入れることができずに死んでいる。西側が守る価値観が死んでいる。人権団体の皆さん、ざっくばらんに質問するが、ガザとヨルダン川西岸地区の人々は人間ではないのか。国際的な報道機関の皆さん、イスラエルに殺されたジャーナリストは皆さんの同僚ではないのか。自国民とパレスチナ人の命を危険にさらすこの虐殺ネットワークを止めるために、いまさら何を待つのか」
2023年10月7日、イスラエルはガザ地区から前例のないロケット弾攻撃を受け、現地では約1200人が死亡したほか、200人以上が人質としてさらわれた。
これに対し、イスラエル国防軍はガザ地区で「鉄の剣」作戦を開始し、民間人を標的に空爆を行ったほか、水、電気、燃料、食料、医薬品の供給を停止させた。ガザ保健省によると、3万4000人以上が死亡、7万7000人以上が負傷した。