中国、弾道ミサイル実験 米豪NZに事前通知、日本にはなし

日本の林芳正官房長官は25日、中国が発射した模擬弾頭搭載の大陸間弾道ミサイル(ICBM)について、日本側に事前通知はなかったと明らかにした。ミサイルは日本上空を通過しておらず、被害情報も確認されていないとしている。
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一方で共同通信が外交筋の話として伝えたところによると、中国は発射前日に米国、豪州、ニュージーランドには事前通知していた。ミサイルは豪州周辺の公海上に着弾したとの報道もある。
中国国防省は25日、中国は訓練用の模擬弾頭を搭載したICBM1発を発射し、太平洋の公海上に着弾させたと発表。中国側は「年間の訓練計画にもとづいたもので、国際法に合致し、いかなる国も対象にしたものではない」と説明している。
香港メディアによると、太平洋へのICBM発射は1980年5月以来、44年ぶり2回目。
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