10月の食品値上げ、今年最多に 飲料・加工肉など

帝国データバンクが30日に発表した調査結果によると、10月に値上げを予定している食品は2911品に及ぶ。4月の2897品目を超えて今年では最多となる。
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主要食品メーカー195社を対象に実施した調査によると、分野別では、「飲料・酒類」の値上げが最も多かった。また、ハムやソーセージなどの「加工食品」のほか、カカオ豆の価格高騰を受けチョコレートを中心とした「菓子」でも値上げが予定されている。
値上げの主な要因は、原材料高の長期化だとされている。そのほか、物流費や円安の影響が出た。
一方、帝国データバンクは、年末にかけて値上げの波は沈静化するとみており、今年の値上げ品目の数は2023年の3万2396品目に比べて、4割程度の水準(1万3000品目以下)になるという。
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