主要食品メーカー195社を対象に実施した調査によると、分野別では、「飲料・酒類」の値上げが最も多かった。また、ハムやソーセージなどの「加工食品」のほか、カカオ豆の価格高騰を受けチョコレートを中心とした「菓子」でも値上げが予定されている。
値上げの主な要因は、原材料高の長期化だとされている。そのほか、物流費や円安の影響が出た。
一方、帝国データバンクは、年末にかけて値上げの波は沈静化するとみており、今年の値上げ品目の数は2023年の3万2396品目に比べて、4割程度の水準(1万3000品目以下)になるという。