これまでに分かっていること
30日のイスラエルによるレバノン各地への攻撃では95人が死亡し、172人が負傷した。
イスラエル戦時内閣は、レバノンにおける軍事作戦を「次の段階」に移すことを承認した。
イスラエル軍によると、空軍と砲兵戦力が地上部隊の進軍を援護している。また、地上作戦は過去数ヶ月にわたって準備されてきた。
イスラエルメディアによると、限定的軍事作戦の目的はレバノンのイスラエル国境付近にあるヒズボラの監視拠点の壊滅。
イスラエルは南部のゴラン高原方面への道路を爆撃した。
首都ベイルートでも複数の爆発があったほか、郊外の都市でも複数の建物が破壊された。そのほか、南部の大都市サイダでも爆発が伝えられている。
ロイター通信によると、イラクの首都バグダッドの空港に隣接する米軍基地でもロケット弾による攻撃が確認された。
フランスは自国民退避に向け、レバノン沖に軍艦船を派遣した。
イスラエル軍はシリアの首都ダマスカスも攻撃。民間人の死傷者も報告されており、そのなかには現地テレビの女性司会者、サファ・アフメドさんも含まれているという。
イスラエルの攻撃の結果、レバノン南部のパレスチナ難民キャンプでも死傷者が報告されている。