イランによるイスラエルへの報復攻撃まとめ

イランは2日未明、イスラエルに大規模な報復攻撃を行った。イラン当局、イスラエル当局の発表、及び主要メディアの報道を紹介する。
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イランによる攻撃の詳細

イスラエルに180発の弾道ミサイルを発射(ただし、エルサレム・ポスト紙はミサイル400発と報じる)。
攻撃の第一波で発射したミサイルの8割が標的に命中(イラン国営通信Fars)。
イスラエルによる「占領地域」の重要な軍事施設(空軍基地、防衛システム)のみを破壊(イスラム革命防衛隊)。
イスラエル南部アシュケロンのエネルギー施設を破壊(イラン国営通信Tasnim)
イスラエル南部ネバティム空軍基地を破壊(イラン国営通信Tasnim)
F35戦闘機を20機以上破壊(イラン・メディア、なおイスラエル軍は報道内容を否定)
攻撃にあたって米国には事前通告を行わなかった(イラン国連大使)。

イラン当局の声明

イランはイスラエルとの戦争を望んでいないが、あらゆる脅威には果敢に対抗する。イランの攻撃は地域における平和と安全のために実施された(ペゼシュキアン大統領)。
国連安保理が機能せず、イスラエルが超えてはならない一線を全て超えたことから、イランは今回の措置を講じることになった(イラン国連大使)。
今回の攻撃はイスラエルのシオニズム政権によるテロ攻撃への報復である(イラン国連大使)
今回の攻撃は自衛措置であり、宣戦布告ではない。イスラエルがこの攻撃に反応した場合、壊滅的被害を追加で与える(イスラム革命防衛隊)。
イスラエルの同盟国がイランを攻撃すれば、そうした国々の中東における基地、及び利益に関わる施設を破壊する(イラン軍参謀本部)。

イスラエル、米国による被害の評価

今回の攻撃による死者はいない(米ホワイトハウス)。
イランのミサイルは中部、南部で一部が着弾したものの、防空システムにより被害は最小限に抑えられた(イスラエル軍)。
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