石破首相は2日午前8時すぎから約15分間、バイデン大統領と電話会談を行った。
会談では防衛費を増額し防衛力を強化する日本の方針を説明し、日米韓の3か国や日米豪印4か国、それに日米両国にフィリピンも加えた3か国といった同志国のネットワークを強化していく考えを伝えた。
さらに、両首脳は日米同盟の抑止力と対処力を引き続き向上させることが重要との認識を共有したほか、経済安全保障分野の協力に共同で取り組むことで一致した。
また、中東情勢について両首脳はイランによる攻撃は認められないと非難し、全面戦争に拡大することがないよう事態の沈静化に向けて連携することを確認した。
なお、石破首相が検討したいとしている日米地位協定の改定については話題にならなかったとのこと。