習主席、石破首相に祝電 「互恵的関係に期待」

中国の習近平国家主席は、日本の石破茂首相の就任にあわせて祝電を送った。2日、中国外務省が発表した。
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「両国が平和共存、永遠の友情、互恵的協力、共同発展の道を歩むことは、両国国民の基本的利益だ。中日間の4つの政治文書(日中共同声明など)の原則を遵守し、戦略的互恵関係を推進し、新時代の要請にかなう建設的で安定的な関係構築を期待する」

また、李強首相も石破首相に祝電を送り、「双方が2国間関係の政治的基盤を維持し、友好・信頼・協力を強化することで、両国民にさらなる利益をもたらす」とした。
日本メディアはこれまでに、自民党総裁選で有力候補だった高市早苗氏が「対中強硬派」であることから、比較的穏健とされる石破氏が選出されたことで、中国では一定の安堵感が広がっているとの分析を伝えている。
一方、首相就任前の8月には、国会議員団を率いて訪台し、頼清徳総統や安全保障関係者らと会談。この際、中国政府は日本側に抗議していた。
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