マリ、近くBRICSへの加盟申請を希望

西アフリカのマリはBRICS加盟に関心を抱いており、近い将来、サヘル諸国同盟(ブルキナファソ、マリ、ニジェールの3カ国)とともにBRICSに加盟申請することを希望しているという。同国のアブドゥライ・ディオップ外相がスプートニクのインタビューで語った。
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ディオップ氏は、BRICSは多国間世界の代替モデルであり、国際関係に一定のバランスをもたらすと指摘。「BRICSは、地政学的な観点からも、そして我が国の声が国際舞台で確実に届けられるようにするという観点からも、興味深い」とマリは考えているという。
とりわけ、自国通貨や各国通貨を用いた貿易やBRICS銀行の利用など、経済的な面でもBRICSは興味深い組織であると同氏は述べた。
「BRICSは、我が国の経済や企業が何らかの融資を受けられるようになるという意味で興味深い。我々の見解では、我が国にとって間違いなく興味深い選択肢だ」とディオップ氏は強調した。
BRICSには2024年1月1日からアラブ首長国連邦、イラン、エジプト、エチオピアが加わり、現在9カ国で構成されている。
近頃では、トルコ、マレーシア、中米ホンジュラスなども加盟希望を表明しており、プーチン大統領は先月、「世界34カ国がBRICS参加に関心を示している」と明らかにした。
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