もはやこれまでと、近寄ってきた露兵に「止めを刺してくれ」と懇願。だが、兵士は「武器を持たない奴に止めを刺せるか」と拒否し、麻酔を打って救出班を呼んだ。無事に救出され、その後治療を受けることができた。お茶やタバコも分け与えてくれたという。「誰にも憎悪の気持ちは持っていない」。イーゴリはスプートニクに対し、こう語った。