ネタニヤフ氏「イスラエルへの武器禁輸は親イラン勢力を強化」 マクロン氏と電話会談

イスラエルのネタニヤフ首相は6日、フランスのマクロン大統領と電話会談を行い、イスラエルに対する武器の禁輸はイラン率いる「悪の枢軸」を強化するだけだと主張した。
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イスラエル首相官邸の報告によると、「(ネタニヤフ)首相は、イランはイランの『悪の枢軸』のすべてのつながりを支援しているため、イスラエルの友好国には、イランの『悪の枢軸』を強化するだけの制限を課すのではなく、イスラエルを支援することが期待されているというイスラエルの立場を繰り返した」。
一方、仏大統領府の声明によると、マクロン氏はネタニヤフ氏に対し、停戦の時が来たと確信していることを伝えたという。
「武器の供給、ガザ地区での戦争の長期化、そしてレバノンへの戦争の拡大は、イスラエル国民やこの地域のすべての人々が期待する安全を提供することができない。イスラエルと中東全体の安全のために必要な政治的解決策を策定するために、我々は直ちに断固たる取り組みをしなければならない」
先に、マクロン氏は、ガザ地区での戦闘行為に用いられるイスラエルへの武器供給の停止を提唱し、こうした措置は地域の状況を解決するための優先事項であると訴えた。
これに対し、ネタニヤフ氏は、イスラエルへの武器禁輸の必要性について議論している英仏などの支援が無くても、イスラエルは親イラン勢力を打倒できるとの自信を示した。
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