日本メディアは、自動車や商社の海外子会社からの配当金の増加や、インバウンドの増加などが後押ししたと伝えている。
経常黒字が過去最大ということは、少なくとも額面上は日本が豊かになっているはずだが、必ずしも公平に富が行き渡っているわけではない。
8日に東京商工リサーチが発表したデータによると、2024年度上半期(4~9月)の企業倒産件数は5095件となり、10年ぶりに5000件台に乗せた。
レポートでは急増要因はないとしながらも、業績回復が遅れた企業や資金調達が追いつかない企業などの息切れ倒産が漸増すると予想されている。