岩屋外相、中国外相と初の電話会談 中国の軍事活動などについて

岩屋毅外相は9日、就任後初めて中国の王毅外相と電話会談し、ブイを含む東シナ海情勢、8月の中国軍機による領空侵犯や9月の空母による日本領海に近接した海域の航行など、中国軍の活動の活発化について深刻な懸念を伝えた。 日本外務省が発表した。
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会談の概要

岩屋氏は、福島第一原発処理水の海洋放出を巡り、日本産水産物の輸入回復を早期に実現するよう中国側に求めた。
岩屋氏は、邦人拘束や広東省深セン市で日本人学校の児童が刺殺された事件を巡り、一刻も早い事実解明を求めた。
双方は、「戦略的互恵関係」を包括的に推進し、「建設的かつ安定的な関係」を構築する方針を確認した。
岩屋氏は台湾について、最近の軍事情勢を含む動向を注視していると述べた。
中国中央テレビによると、王氏は岩屋氏との電話会談で、台湾問題を巡り、「日本が政治的な約束を守るよう望む」と述べた。
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