岸田前首相、比例の重複立候補を辞退 「党総裁務めてきた責任取る」

岸田文雄前首相は、衆議院選挙(15日公示、27日投開票)について、比例代表への自身の重複立候補を辞退する意向を固めた。共同通信が報じた。
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岸田氏は、自民党派閥の裏金事件を受けて「3年間党総裁として務めてきた責任を取る。政治の信頼回復への覚悟を示す」考えを党関係者に伝えたという。
政府は9日、衆議院の解散を決定。各党による選挙戦がスタートした。自民党はこれまでに、政治資金収支報告書に不記載があったいわゆる「裏金議員」、あわせて12人を衆院選で公認しないと発表している。裏金議員は比例代表との重複立候補を認めない方針。先に、石破茂首相や森山裕幹事長ら党四役も重複立候補の見送りを決めている。
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