世銀のロシア代表部がスプートニク通信の取材で明かしたところによると、世銀は10日の理事会で追加のウクライナ支援を賛成多数で可決した。支援金はマクロ経済の改革と安定、及び復興、再建に充てられ、軍事目的の利用は認められない。
世銀は欧州復興開発銀行と協力して基金の実施機関となることから、資金は財務報告、汚職防止に関する世銀の規則に従って運用される。
支金は日本や米国などの有志国が拠出し、凍結されたロシア資産は使用されない。ロシアは追加支援に反対したため、この拠出には参加しない。
ウクライナ(年間GDPは1606億ドル)の国家債務は1554億ドルに達している。このうち対外債務は全体の73%(約1130億ドル)を占める。