バイデン氏、現職大統領としての護衛をトランプ氏に提供

イランからの脅威を理由にトランプ氏が軍用機と追加の防衛装備を要求した事を受け、バイデン氏はこれを提供するよう国防総省に命じた。
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バイデン氏は記者団に対し、次のように発言した。
「F-15をよこせと言うなら話は別だが。国防総省に対し、彼が求めるものは何でも与えるよう指示した。現職大統領のように扱えと。そうしたカテゴリーに入るなら、必要なものは何でも受け取るだろう。これは問題ない」
報道によると、トランプ氏の陣営は以下の3点を要請した。
安全な移動のための軍用機や軍用車両の提供。
トランプ氏の住居および集会の開催場所の上空に飛行制限を設ける。
7つの激戦州で集会を開く際の防弾ガラス設置。
ワシントン・ポストによると、トランプ氏の顧問らは、イランによるトランプ氏暗殺計画があるとして米政府から説明を受けた。これより先、米国の情報機関は、2020年に米軍がイランのソレイマニ司令官を殺害したことに対して、イランがトランプ氏や米当局者への復讐を望んでいることを明らかにしたという。一方、このような警備を要請した大統領候補はこれまで1人もいなかった。
消息筋によると、トランプ氏とその陣営はここ数カ月で米シークレットサービスに失望した。シークレットサービスは一度ならずトランプ氏の警備を強化したが、選挙戦に必要な「レベルには達していない」という。
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