米軍、THAADミサイルをイスラエルに 兵士約100人も派遣か

米国防総省は13日、弾道弾迎撃システム「THAAD(終末高高度防衛ミサイル)」とその運用要員をイスラエルに配備すると発表した。同国との緊張が高まるイランへの対応。
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米軍によると、THAADの1部隊には、6つの発射装置、48発の迎撃ミサイルが含まれており、95人が運用にあたる。そのため、米イスラエルなどのメディアは、約100人が現地に派遣されるとの見方を伝えている。
米メディア「アクシオス」は、イスラエルが兵器だけでなく、運用面でも米国への依存度を増していることを示していると指摘。「米兵がこれまで以上に積極的に、イスラエルとイランの戦闘行為に参加することになる」と強調した。
パレスチナ紛争の再燃以降、イランとイスラエルの緊張も高まっている。イランは今月1日、レバノン空爆への報復として、イスラエルに対し大規模ミサイル攻撃を行った。イスラエルは対抗措置を予告しており、予断を許さない状況が続いている。
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