パンダたちは「パンダ・エクスプレス」と呼ばれるボーイング777の特別機に乗って出発した。中国野生動物保護協会によると、長時間の飛行中も快適に過ごせるよう、トウモロコシのおやつ、竹、ニンジン、水、医薬品など特別な物資が用意されたという。パンダたちは、昨年11月にワシントンの動物園から2頭のパンダが中国に戻って以来、空き家となっていた改装済みのパンダ館に住むことになる。中国の「パンダ外交」は、貿易、テクノロジー、地政学的緊張の最中、米中関係において稀にみるポジティブな兆しとなった。