BRICS首脳サミットまであと1週間

BRICS首脳サミットが来週火曜日の22日、ロシアのカザンで開幕する。計33カ国が参加し、少なくとも24の国や国際機関からは首脳級やトップが出席する。
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今回のサミットはブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの従来の5カ国に加え、 エジプト、エチオピア、イラン、アラブ首長国連邦、サウジアラビアなども参加し、正式加盟国が拡大してから初めてのサミットとなる。
露政府金融大学のアレクセイ・マルティノフ准教授は、「参加者の構成がサミットの重要性を物語っている。ほぼ全ての参加国が首脳級の出席で、国連のグテレス事務総長も参加する。これは世界的なステータスの証明だ」とコメントした。
サミットには国連事務総長のほか、上海協力機構(SCO)、独立国家共同体(CIS)、ユーラシア経済連合(EAEU)のトップや新開発銀行(BRICS銀行)の総裁も出席する。
マルティノフ氏は、米国主導の西側諸国が破壊とまではいかなくとも、BRICSの成長速度を著しく鈍化させるために多大な尽力を払ったものの、彼らは失敗に終わったと指摘した。同氏によると、これはプーチン露大統領が新たな多極世界に提案した安全な主権的発展の「公式」に関連している。 マルティノフ氏は「この公式は世界の多くの国で理解を得ている」と指摘した。
‍「BRICSは平和に関する枠組みだ。ロシアは平和について語り、西側諸国は戦争について語っている。いずれかの形式で約30件のBRICS加盟申請が行われており、これはBRICSが世界のほぼすべての大陸を網羅する有望なプラットフォームであることを鮮やかに物語っている」
BRICS首脳サミットはロシア中部の都市カザンで10月22日から24日まで開かれる。
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