マクロン大統領は1947年の国連総会でパレスチナをアラブ人国家とユダヤ人国家に分割することが支持されたことについて触れ、「国連の命令を無視すべきでない」と指摘した。
フランスはガザ地区に対する攻撃に自国の武器を使用することは認めないと表明し、イスラエルとの間で緊張が高まっている。さらに平和維持活動を行う国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)の陣地に対するイスラエルの攻撃は「完全に容認できない」と述べ、さらなる攻撃は容赦しないと警告した。UNIFILには700人のフランス兵が所属している。
一方、イスラエル側は境界線上に展開するUNIFILの撤退を要求している。フランス側は停戦に向けた役割を果たすため、平和維持軍の駐留を続ける姿勢を示している。