設置の目的は「制裁違反や回避の試みに関する厳格な調査に基づく情報を公開し、北朝鮮に対する国連制裁の完全履行を実現すること」としている。
枠組みには日米韓のほか、フランス、英国、ドイツ、イタリア、カナダ、オランダ、豪州、ニュージーランドの計11カ国が参加する。
今年3月の国連安保理会合で、露中は米国による専門家パネル設置延長案に修正を提案。だが、露中の修正案が否決されたため、ロシアは米国の延長案に拒否権を行使し、専門家パネルは解散した。露代表は「制裁の包括的見直し」を1年以内に実施するという提案が含まれていれば、米国案に賛成する用意があったと説明した。