ウクライナ正教会・大聖堂襲撃、信者らと衝突

ウクライナ中部・チェルカシにあるウクライナ正教会(モスクワ総主教庁系)の天使首ミハイル大聖堂は17日、約100人の襲撃者に一時占拠されたと明らかにした。
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ウクライナではロシア・モスクワ総主教庁系の正統派ウクライナ正教会(UOC)と、2018年に分離派が新設したウクライナ正教会(OCU)が併存している。同国のゼレンスキー大統領は8月、ロシアと関係の深いモスクワ総主教庁系の活動を禁止する法律に署名し、迫害圧力が高まっていた。
大聖堂によると17日午前3時ごろ、深夜の礼拝中だった教会に迷彩服と黄色い腕章を着用した約100人の襲撃者が乱入。一時占拠されたが、朝までに奪還したと主張している。
SNS上では信者と襲撃者の衝突時の様子を捉えたとみられる、目撃者の投稿映像も確認できる。映像ではバリケードをつくる信者らに対し、襲撃者がガスのようなものを噴射しているのが確認できる。
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