F16での露領内攻撃を容認=オランダ国防相

オランダのブレケルマンス国防相は、同国がウクライナに供与した戦闘機F16で、ロシア領内を攻撃することを容認する発言をした。
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「ミサイルの迎撃や例えばロシアの空軍基地などの攻撃に使われるかもしれない。つまり、軍事目標だ。これはロシア領内やロシア領空でも容認される」

ブレケルマンス国防相は6日、同国からの第1陣となるF16をウクライナに供与したと正式に発表。残りも近く引き渡され、全24機が納入されるという。
プーチン露大統領はこれまでに、NATO諸国が単に長距離兵器によるロシア領内攻撃の是非のみでなく、ウクライナ紛争に直接関与するか否かの選択を行っていると指摘。西側諸国が直接参加することになれば、ロシアとしては「新たに生み出された自国への脅威に基づいて決断を迫られる」と警告している。
また、ラブロフ露外相も、F16戦闘機が長らくNATOの核兵器運搬手段であったことを踏まえ、供与を「核分野における西側からのロシアへの脅威としてみなす」と発言している。
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