イラン外相、シンワル氏殺害の影響を語る 「米国の政治的意志あればイスラエルを止められる」

イランのアラグチ外相によると、パレスチナ・ガザ地区で活動するイスラム主義組織「ハマス」の指導者ヤヒヤ・シンワル氏が排除されたものの、ハマスは活動を止めることはないという。ラグチ外相はトルコのテレビ局のインタビューでこのように述べた。
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「シンワル氏の死はハマスの活動を止めるものではなく、ハマスの決意とパレスチナの若者の意欲を強めるだけだ」
アラグチ外相は、イスラエルが使用している兵器はすべて米国製だと言及した上で、イスラエルは米国の支援なしでは存在できず、「ガザとレバノンで犯罪を犯す」ことはできないと主張。したがって、もし米国に真の政治的意志があれば「攻撃を止め、イスラエルを止める」ことができると指摘した。
「我々にとって、米国はシオニストの同盟国だ。もしこの地域で大規模な戦争が勃発すれば米国も巻き込まれるだろうが、我々はそれをまったく望んでいない。戦争は湾岸諸国に広がる可能性もある。だが、私は外交のチャンスはまだあると確信しており、シオニスト政権の一人の意志にすべてを委ねることはできない」
ハマスは18日、シンワル氏の死亡を認めた。イスラエル軍は17日、ガザ地区で行った作戦でシンワル氏を殺害したと発表していた。イスラエル軍はシンワル氏の住居を攻撃。その後、シンワル氏は戦車の砲撃を受けて死亡したという。
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