NHKによると、津田本部長は21日午前11時ごろに袴田さんの自宅を訪れ、本人と面会、「逮捕から無罪確定まで58年間の長きにわたり、ことばでは言い尽くせないほどのご心労とご負担をおかけし、申し訳ありませんでした」と述べた。その上で、「静岡県警といたしましてはよりいっそう、緻密かつ適正な捜査に努めて参ります」と続けた。面会に同席した袴田さんの姉、ひで子さん(91)は、「58年も前の出来事で巌も私も運命だと思っています。いまさら警察に苦情を言うつもりはありません」と述べたという。