NHKによると、原発の規制基準では、テロや航空機の衝突などに対応するため予備の制御室や冷却設備を備えた施設の設置が5年以内に義務づけられている。中国電力は10月28日に島根原発2号機の原子炉に核燃料を入れ始め、12月上旬に原子炉を起動する。ただし、2028年8月までにテロ対策施設を設置しなければ再稼働していても運転を停止することとなる。中国電力によると、施設は期限までに完成する見通しだという。