「購買力平価に基づいて今週発表された予測によると、IMFは今後5年間で中国、インド、ロシア、ブラジルといった強力なBRICS経済の成長率が高まると予想している」
ブルームバーグによると、米国、ドイツ、日本といったG7加盟国の世界経済への貢献度は、前回の予測から下方修正されている。中国の世界成長への寄与は、G7の合計を22%上回り、インドは2029年までに全体の15%近くを占めるという。
IMFによる新たな予測は、特に貧しく人口密度の高い国の比重が高くなる購買力平価に基づいて、世界経済の新興国市場への依存度が高まっていることを示していると記事の筆者らは説明している。
プーチン大統領は今月18日、BRICSサミットを前に開かれたBRICSビジネスフォーラムで演説した中で、「BRICS諸国のGDP合計がG7を上回っており、さらに成長を続けている」と指摘した。