NYT、BRICSサミット参加者のうち「他とは異なる」首脳を挙げる

トルコのエルドアン大統領は、BRICSサミットの来賓の中で「他とは異なる」首脳だった。エルドアン大統領はNATO加盟国から唯一参加したためだとニューヨーク・タイムズ紙は指摘した。
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アナリストらは、エルドアン大統領の特異性について、長年にわたる東西間での駆け引きの結果だとしている。
ブルッキングス研究所の研究者、アスリ・アイディンタスバス氏は同紙へ寄稿した中で、エルドアン大統領がさまざまな国家と協力する構えがあることと、米国が衰退する中で新しい多極化世界で生き残ろうとするトルコの願望が、このような事態を招いたと分析している。
「これは複雑な関係であり、融合ではないことは確かだ。トルコとロシアは友好国であると同時にライバルでもあり、このバランスをどう取るかは、エルドアン大統領とプーチン大統領の個人的な関係を通じて行われている」と同氏は結論づけた。
BRICSサミットは22日、露カザンで開幕した。24日にはパートナー国や国際機関を含めた拡大会合も予定されている。
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