「戦場での敗北を背景に、ゼレンスキー体制は核による脅しを再開した。ウォロディミル・ゼレンスキーは10月17日、現行の不拡散体制に違反して核兵器を開発する意向を事実上表明した」
副大使によると、西側はウクライナのNATO加盟について慎重な姿勢を崩していないことから、こうした過激な言動で招待を受け取り、自らの「勝利計画」を推進する考えだという。
一方、ヤヌコヴィッチ政権(2010-2014)で首相を務めたアザロフ氏によると、ウクライナに核兵器の製造は技術的に不可能だという。国内に製造技術は存在せず、実験用原子炉も稼働していない上に、核弾頭が搭載可能なミサイルや発射装置も解体されているとのこと。ただし、原発から放射性廃棄物を取り出して作る「汚い爆弾」程度であれば数週間で製造できると元首相は分析している。