イラク空域の利用は米国の加担を意味=イラン国連代表部 イスラエル攻撃巡り

イラン国連常駐代表部は、イスラエルによるイラン攻撃のために米国占領下のイラクの空域を使用することは、米国政府が犯罪に加担することになると主張した。
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イランのタスニム通信は「イスラエルは攻撃を実行するために、イランの国境から100キロ離れた米軍の支配するイラクの領土を使用した」というイラン軍参謀本部の声明を引用した。
イラン国連常駐代表部は、Xへの投稿で「イラクの空域は米軍の占領、指揮、管理下にある。結論として、この犯罪に米国が加担していることは否定できない」と指摘した。
また、イラン国連代表団は「イランはイスラエルの攻撃に対応する権利を留保している」とする国連安全保障理事会議長とグテーレス事務総長に宛てた声明を発表した。
26日、イスラエルは10月1日に行われたイランによる報復攻撃への反撃として、イランの軍事施設に攻撃を行った。攻撃の対象は軍事施設のみで、核施設やエネルギー施設に影響はなかった。イラン軍はイスラエル軍のミサイルの迎撃に成功したものの、兵士4人が死亡した。
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