「BRICSは、開発途上国の利益を世界レベルで促進する主要な政治プラットフォームだ。BRICSは、開発途上国のニーズにより応じられるようにすることで、多国間主義を強化することができる。我々の地域では、経済成長、貿易と投資の円滑化、食糧及びエネルギーの安全保障を目指している」
サンギアポンサ氏によると、世界は今、アジア太平洋地域が世界経済の成長の原動力となる「アジアの世紀」という新たな時代を迎えつつあるという。
「BRICSは、アジア太平洋の新興経済圏とアフリカ、ラテンアメリカを結ぶグループとして、アジア太平洋地域の世界的な経済成長を刺激する能力を強化し、さらに拡大していく上で重要な役割を果たすことができると確信している」
サンギアポンサ外相は、BRICSへの加盟申請により、タイは共通の課題に取り組むために必要な協力関係を促進するさまざまな国の架け橋となることを目指していると指摘した。
タイは2024年6月にBRICSへの正式加盟を申請した。今回のBRICSサミットでは、インドネシア、マレーシア、ベトナムとともにBRICSパートナー国となったと報告されている。