石破首相は、NHKの番組で政策で一致できる党の協力を得て自民党を中心とした政権の維持を目指したいとの考えを示した。読売新聞によると、石破首相は国民民主党に協力を呼びかける意向を示したという。
自公両党との連立について、維新の会の馬場代表は「全く考えていない」と否定している。国民民主党の玉木代表も、参加しない考えを述べている。
立憲民主党の野田代表は、政権交代を優先する構え。フジテレビの番組で、首相指名選挙の行われる特別国会に向けて「先の臨時国会でともに内閣不信任決議案を出した政党とは誠意ある対話を始めたい」と述べた。
衆議院選挙は28日朝に開票作業が終了し、自民・公明与党の大敗が決定的になった。自民党の過半数割れは2009年、民主党への政権交代を招いて以来15年ぶり。首相指名選挙をする特別国会は憲法の規定により投票日から30日以内に召集される。