自民大敗で利上げに待った?

衆院選で自民党率いる与党が大敗したことを受け、政治が落ち着いて経済政策の見通しが立つまでは、日銀が利上げに踏み込むことはないとの観測が広まっている。内外メディアが市場アナリストの話として伝えた。
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SMBC日興証券

政治への不透明感が高く、日銀としては金利を上げにくくなる。だが、政治も過度の円安は好まないため、動きにくいとはいえ、年度内に利上げができないということはない。

モルガン・スタンレーMUFG証券

不確実性は高いものの、日銀の2%のインフレ目標などの基本スタンスは変わらない可能性が高い。数カ月以内の利上げが予想されるが、政治や金融市場の混乱が起きれば、早期利上げのハードルは上がる。

オーバーシー・チャイニーズ銀行

30~31日に日銀の会合があるが、まだ新しい内閣や経済政策が不透明な間は、ひとまず利上げはないだろう。

ナショナルオーストラリア銀行

石破政権が少数与党となれば、日銀の段階的利上げ政策の支持を断念し、より広く野党の協力を得るために金融政策面で譲歩する必要が出てくる可能性がある。
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