日本、シリアにも15億円の無償支援 レバノンに続き

日本政府は29日、レバノン情勢の煽りを受けてシリアの人道状況が悪化したとして、同国に1000万ドル(15億円)の緊急無償資金援助を行うことを決定した。
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外務省の発表内容

支援は国連の各機関を通じて行う。
生活必需品、一時避難施設、保護など難民支援に600万ドル(9億円)。
食料支援に200万ドル(3億円)。
水、衛生支援に100万ドル(1.5億円)。
廃棄物管理に100万ドル(1.5億円)。
日本としては引き続き、イスラエルとヒズボラの即時停戦を求める。
2011年のシリア内戦以降、レバノンには200万人のシリア人が避難していた。だが、今年9月以降のイスラエルによるレバノン空爆激化以降、今度はレバノンからシリア側に42万人の難民が流入している。
日本は2023年10月以降、ガザ地区を含むパレスチナに対し、1億2800万ドル(190億円)規模の人道支援や物資の供与を実施している。直近ではレバノンに対する1000万ドル(15億円)の無償支援も発表していた。
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