米国人傭兵の遺体発見 専門家「米国による紛争への直接関与は公然の事実」

露ブリャンスク州へ国境侵犯を試みた工作員が殲滅され、1人の遺体に米陸軍第75レンジャー連隊の隊員であることを示すタトゥーが見つかった。スプートニクの取材に応じた専門家らは、米国の紛争への関与についてそれぞれの見解を語った。
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ドンバス在住のフランス人ジャーナリスト、ローラン・ブレイヤード氏は「米政府は、武器、航空機、弾薬、資金を提供し、とても長い間火遊びをしてきた。いずれにせよ、越えてはならない一線はとっくに越えられていた」と指摘。
ブレイヤード氏によれば、外国人傭兵は長い間存在していた。「彼らは元特殊部隊の傭兵である可能性が高く、もちろん、米国や他の西側諸国から直接採用され、ウクライナに派遣された可能性もある」と同氏は分析した。
ストラトポール政治戦略分析センター創設者兼所長のザビエル・モロー氏は「傭兵たちは紛争の初期からウクライナ側で戦ってきた」とし、「米国が紛争に直接関与していることは、ほぼ公然の事実である」と指摘した。
同氏によれば、世界も米国防総省もウクライナが戦争に負けたことを理解しており、そのため、紛争を長引かせる解決策を見つけようとしている。
「これは2023年2月から求められている解決策だ。米メディアや支配層は、紛争を凍結させ、対露制裁を維持し、欧州がロシアとのエネルギー関係を再構築するのを阻止しようとするため、これについて語っている。これは米政府にとっての第一目標なのだ」
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