ゼレンスキー氏の勝利計画、「同盟国で懸念」=米国務省

米国務省のマシュー・ミラー報道官は、ゼレンスキー氏の「勝利計画」について「これが状況を複雑化させるとは思わないが、多くのNATO同盟国の間で懸念を引き起こしていることは確かだ」とし、その条項に関する議論が進行中であると明らかにした。
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ゼレンスキー氏は10月中旬、「勝利計画」を提示し、計画の実現により2025年までにウクライナ紛争を終結させることが可能になると述べた。計画には、ウクライナの速やかなNATO加盟、ロシアへの長距離攻撃許可、ウクライナへの「包括的な非核抑止パッケージ」の配備などが盛り込まれている。
露外務省のザハロワ公式報道官氏は、ゼレンスキー氏の「勝利計画」について、これは計画ではなく、一連の支離滅裂なスローガンだとコメントした。ザハロワ氏によれば、この計画はNATOをロシアとの直接衝突に追い込むだけだという。
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