制裁回避で起訴のロシア人、執行猶予付き有罪判決

大阪地裁は31日、制裁を回避してロシアに商品を輸出したとして外為法違反罪などで起訴されたロシア国籍のソワ・アンドレイ被告に対し、3年の拘禁刑(執行猶予4年)を言い渡した。
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また、被告が代表を務める「アストレード」に対しては、500万円の罰金が科せられた。
ソワ被告は7月10日、経産相の必要な承認を受けずに、水上バイクや船舶エンジンなど計27点(約4200万円相当)を2023年1月に韓国経由でロシアに輸出した容疑で逮捕されていた。対ロシア制裁回避に絡む逮捕者は初めてだった。
ロシア政府はこれまでに、西側諸国による対露制裁は受け入れられず、国連のメカニズムを回避して設定された違法なものだと主張してきた。
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