トランプ氏「ノルドストリームを止めたのは私」 再選されればマスク氏起用

再選を狙う米大統領選・共和党のドナルド・トランプ候補は、著名司会者タッカー・カールソン氏のインタビューに臨んだなかで、「ロシアとの繋がり」を否定した。
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「御存知の通り、私はノルドストリーム2を頓挫させた。私のことを露の友人とか、露のために働いている、露のスパイという人がいる。ノルドストリームは露にとって最重要プロジェクトだったというのに」

ノルドストリーム2は2018年に建設が始まったが、トランプ政権が2019年、建設会社に制裁を課したことで工事が一時中断。その後、2021年末に完成したものの、ウクライナ紛争の激化でドイツ側が開通を凍結。2022年秋には爆破テロが起き、稼働しないまま現在に至る。
このほか、トランプ氏は「ロシアと中国の接近は危険。バイデンが彼らを結びつけた。これは恥だ。私は両国を引き離さなくてはならない」と述べた。
さらに実業家のイーロン・マスク氏と、無所属で立候補し、その後トランプ氏支持に回ったロバート・ケネディ・ジュニア氏について、もし自身が当選すれば2人を「影響力ある職位」につけると発言。ただ、具体的にどんな役職かは明かさなかった。
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