ロシアとの交渉拒否を鼻にかけてどうする?ハンガリー首相がEU指導部を批判

EU指導部はロシアとの停戦交渉を拒否しており、これを鼻にかけているが、これは人間として野蛮な行為である。ハンガリーのオルバン首相が批判した。
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スイスの週刊誌ウェルトッシェは討論会「欧州の平和」をウィーンで開催した。これにオルバン首相は参加し、次のように発言した。
「今の問題は、いつ合意に達するかということだ。なぜなら、状況は日に日に悪化しており、ロシア人は前進し、ウクライナ人は死んでいるからだ。我々は戦争に負けた」
そのうえで、ロシアとの交渉を拒否するEU指導部を批判した。
「戦争において交戦当事者間の意思疎通ができないことは非常にまれだ……欧州はロシアと口を利かないことを鼻にかけているが、これは野蛮であり、愚の骨頂であり、外交拒否であり、人間として愚かだ」
そしてトランプ大統領候補であればロシアと交渉し、停戦について合意できるとの見方を示した。
先にオルバン首相はトランプ氏と電話会談を行い、数日後に迫った大統領選での勝利を願った。
ハンガリーの停戦案(ロシアとの交渉による解決)はEUで拒否されている。そのため、オルバン首相は中国政府と協力し、停戦案の用意に取り組んでいる。
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