米国の服従国、「冷戦の精神」を復活=露外相

ロシアのラブロフ外相は4日、モスクワで開かれた国際シンポジウムで「未来をつくりながら」で講演した。
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世界のパワーバランスは、革命的変化を迎え、世界の大多数の国々の立場が強固なものになりつつある。
ロシアは国際関係の民主化や、世界の多極化を進めている。諸国は外部からの干渉にますます強くなってきている。
米国やそれに服従する西側諸国は、冷戦精神を復活させており、ロシアや中国、独立した政策を行うその他の国々による自分たちの世界支配への脅威を排除する必要性を、自らのドクトリン文書のなかで示している。
米国とその同盟国は、ドルを地政学的ライバルを抑圧したり、罰を与えるための武器にしたため、国際準備通貨としてのドルのステータスを損なった。
米国やその東アジアの同盟国は、ASEANを中心に創設された開かれたメカニズムに代わる、AUKUS(米英豪)やQUAD(日米豪印)、日本、韓国、豪州、ニュージーランドなどを含む各種3カ国枠組みなどを作っている。さらにはASEANの一部諸国を自分たちの側に引き入れようと、分裂を模索している。
米国はゼレンスキー政権が失敗した場合に備え、欧州をロシアとの直接戦争に向けて準備している。
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