ハリス氏とトランプ氏の主な違いとは 元IMFロシア担当事務局長が指摘

米大統領選・民主党の大統領候補カマラ・ハリス氏が選挙で勝ったとしても、ドナルド・トランプ氏と違い、独力で国を統治することはない。国際通貨基金(IMF)の元ロシア担当事務局長アレクセイ・モジン氏が、退任前の最後のインタビューでこのように語った。
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「もちろんハリス氏が国を統治することはない。現大統領の下で起きているように、いわゆる『ディープステート』が統治するだろう。トランプ氏はおそらく、依然として自ら統治しようとするだろう」
モジン氏によると、来る大統領選で各候補が勝利した場合、どのような行動に出るか予測することは現時点では不可能だが、トランプ氏が勝利した場合、共和党はさらなる抵抗に直面する可能性がある。
「現時点では、トランプ氏に政権を任せるかどうかは不明だ。なぜなら、トランプ氏に対する刑事訴訟はすでに多数あり、今後さらに増えることは明らかだからだ。弾劾の話題は絶えず議論されるだろう」
トランプ氏は4つの刑事事件で起訴されている。そのうち、ポルノ女優の口止め料をめぐって業務記録改ざんの罪に問われ有罪の評決が下された裁判では、量刑の言い渡しが大統領選後の11月26日に延期されている。
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