萩生田氏秘書に「不起訴不当」 検察、再検討へ

自民党の派閥裏金問題をめぐり、政治資金規正法違反容疑で告発され、不起訴となっていた萩生田光一衆院議員の当時の秘書について、東京第5検察審査会は5日、再捜査を求める「不起訴不当」と議決したと明かした。
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NHKによると、議決は先月23日付。理由は「不記載は一般的な感覚からすれば極めて高額で刑事責任を負うべき。議員や会計責任者に報告、相談せず、漫然と抱え込んで行った責任は重大」としている。
これまでに萩生田氏本人や、同様に多額の不記載があった世耕弘成衆院議員は、不起訴を妥当とする「不起訴相当」になっていた。一方、世耕氏の政治団体の会計責任者は「不起訴不当」となった。
これまでに裏金事件では、略式起訴を経た公民権停止などの略式命令などを除けば、安倍派の元会計責任者に禁錮3年、執行猶予5年、二階派の元会計責任者に禁錮2年・執行猶予5年の有罪判決がそれぞれ言い渡されている。
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