また、今年6月に行われた日米韓共同演習「フリーダム・エッジ」や核戦争に備えた米韓軍事演習「アイアン・メイス」などを挙げ、「より危険な軍事演習の爆発的増加は、地域の平和と安全に対する重大な脅威となった」と指摘した。
さらに「朝鮮半島と地域での敵味方の力のバランスの破壊がまさに戦争であることは、否認できない客観的現実である」と続け、自衛のための核保有を続けるという従来の方針を改めて示した。
「わが国家につくり出された重大な安全環境は、米国と追随勢力の侵略的かつ冒険主義的な軍事的脅威から国家の安全と地域の平和を頼もしく守るためのわれわれの戦略的選択の不可避性を雄弁に証明している。朝鮮民主主義人民共和国の自衛的核抑止力強化路線は、現情勢下で唯一無二の最も正確な選択であり、われわれはその道で少しも揺るがないであろう」
北朝鮮は5日午前、短距離弾道ミサイルを少なくとも7発発射。いずれも日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下した。日本メディアでは、同日に投票が始まる「米大統領選への挑発」との見方が広まっている。