イスラエル・パレスチナの紛争激化

マレーシア、国連からイスラエルを追放する決議案を準備中

マレーシアのアンワル・イブラヒム首相は、マレーシアが他の国々とともに、イスラエルの国連総会からの追放を提案する決議案を近く提出することを約束したと述べた。 イスラエルはこれより前、 UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)との協力を停止していた。
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「イスラエルが行った人権侵害とジェノサイド犯罪を受けて、イスラエルの国連からの追放を含む厳しい措置は、できるだけ早く実施されるべきだ」
イブラヒム氏は、マレーシアはまた、重要な援助がパレスチナの人々に届くよう配慮すると述べた。
イスラエルのクネセト(議会)は10月28日、イスラエル国内でのUNRWAの活動禁止を目的とした2つの法案を可決した。イスラエルは、UNRWAの職員がパレスチナのイスラム組織ハマスとつながっている疑いがあると繰り返し述べてきた。
日本政府は、UNRWAはガザ地区のみならず、中東全域のパレスチナ難民支援に必要不可欠だとして遺憾の意を表明している。
またイスラエルは、イランを明確に非難しなかった、という理由で、国連のグテーレス事務総長を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」と認定。同氏のイスラエル入国は禁止となっている。
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