横浜港でロシア人観光客ら500人以上が立ち往生

在日ロシア大使館は7日、横浜港に停泊中のクルーズ船「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」が故障し、乗船中の露国民538人が船内で身動きが取れない状態になっていると発表した。
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クルーズ船は当初、9日に次の目的地・上海に到着する予定だったが、故障を受け11日に変更となった。ただ、一部の乗客は修理完了を待たず、飛行機で上海を経由したロシア帰国を望んでいる。
しかし、日本のトランジットビザはすでに失効しており、出港もできなければ上陸もできず、船内に閉じ込められている。
ロシア大使館が日本の出入国管理局に連絡したところ、船を運航している米ロイヤル・カリビアン社からの正式要請を受ければ、乗客らの出国に必要な支援を提供をする準備があるとの回答を得たという。
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