石破首相、14日から南米訪問 日中首脳会談も開催

石破首相は14~21日にかけて南米を訪問し、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議、G20サミットに出席する。15日にはペルーで中国の習近平国家主席と初の首脳会談を開催する方向で調整に入った。林官房長官が12日午前の会見で明らかにした。
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APEC首脳会議は15~16日にペルーの首都リマで、G20サミットは18~19日にブラジルのリオデジャネイロで、それぞれ開催される。
これに合わせ、石破首相は、米国のバイデン大統領や韓国の尹大統領ら各国首脳と会談する意向を示している。
また、石破首相はG20サミット出席後、米国に立ち寄りトランプ氏と会談する案も検討している。
石破首相は10月、ラオスで開かれたASEAN関連首脳会議をもって外交デビューした。中国の李首相との会談では、中国軍の日本周辺での軍事活動の活発化に深刻な懸念を伝えた。一方、日中には協力の潜在性があると指摘し、首脳を含め重層的な意思疎通を重ねることを確認した。
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