日本の英語力は「低い」 116カ国・地域中92位

英語を母語としない国・地域における2024年の「英語能力指数」ランキングが発表された。日本は前年の87位を下回り、過去最低の92位だった。
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海外留学や語学教育事業などを展開する「EFエデュケーション・ファースト」(スイス)の日本法人は13日、世界116か国・地域で英語を母語としない約210万人のテスト結果を基にした「英語能力指数」ランキングを公開した。
日本は「英語力が低い国・地域(62~92位)」で最下位の92位だった。
日本の平均スコアは454ポイントで前年の457ポイントから3ポイント低下した。(全世界平均スコアは477ポイント)
アジアでの順位は17位。
他の国・地域と比べて若年層の英語能力が低迷しているという。
日本の454ポイントというスコアは、「非常に高い」から「非常に低い」までの5段階評価のうち下から2番目の「低い」に分類される。これは「観光客として英語を話す国を旅することができる」「同僚とちょっとした会話ができる」「同僚からの簡単なメールを理解することができる」程度となっている。
1位は6年連続でオランダ(平均スコア636ポイント)、2位はノルウェー(610ポイント)、3位はシンガポール(609ポイント)。
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