米中首脳会談 「大国の対立が時代の背景であるべきではない」=習主席

中国の習近平国家主席は、ペルーの首都リマで行われたバイデン米大統領との会談で、「人類は前例のない課題に直面しているが、大国の対立が時代の背景であるべきではない」と述べた。中国中央電視台(CCTV)が伝えた。
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「今日、世界情勢は不安定で、紛争が頻発し、新旧の問題が交錯し、人類は前例のない課題に直面している。大国の対立が時代の背景であってはならず、団結と協力によってのみ共同で困難を克服することが達成できる」
また、ホワイトハウス記者団によると、習主席は大統領選で勝利したドナルド・トランプ氏の新政権と協力する用意があると表明し、「(新政権との)意思疎通を維持し、協力を拡大し、両国民の利益のために中米関係の着実な移行を目指すために相違点を解決する」と述べた。
習主席は7日、大統領選で勝利したトランプ氏に祝電を送っている。その中で、習主席は「中米が協力すれば双方の利益となり、戦えばいずれも傷つくと歴史が示している」と指摘したほか、「安定して健全な中米関係は両国の利益と国際社会の期待にかなう」と伝えていた。
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