防衛協議体の立ち上げについて、共同声明では「平時および緊急事態における日本の自衛隊、オーストラリア国防軍、米軍の政策と作戦目標の整合を支援するため」と説明されている。
また3カ国は、相互運用性を高めるため、2025年から米豪の共同訓練に陸上自衛隊の水陸機動団を定期的に参加させることで合意した。
2023年8月、自衛隊とオーストラリア軍の相互往来をスムーズにする「円滑化協定」が発効された。武器の持ち込みなど、互いの部隊が相手国を訪れる際の入国手続きを簡素化するもので、とりわけ共同訓練のしやすさにつながっている。